ALPS BOOK CAMP 2016

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8月上旬に長野県で行われていた ALPS BOOK CAMP 2016 へ。
松本市にある本屋「栞日」が主宰のこのイベントは今年で3回目だそう。
アルプスの麓、木崎湖が臨めるキャンプ場を貸切って、3日間のブックイベント。
全国から40以上の出版社や本屋さんが立ち並び、それを彩るビールやカレーなどの屋台たち。

メインビジュアルのイラストがかわいくて、入場後すぐT-SHITSを購入。この絵柄どっかで見たことあると思ったら BRUTUS No.785 の表紙の人。山鳩舎のイラストレーターみやぎちかさんが描いたそうな。こちらも拠点は松本。ちなみに入場バッヂとしてイラスト入りのピンバッチがもらえる。

 

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天気は快晴。本を買って、湖畔で読んで、カレー食べて、コーヒー飲んで、眠くなったらテントで昼寝。起きて、また本を漁って、心地よいライブ聞きながら、子供が湖で泳いでるのを眺め、チルアウト。レモンスカッシュとハンバーガーでひといきついて、夜はキャンプファイヤを囲む。テント張ってBBQして寝袋で丸くなる。
 
あぁ、ずっとこんな生活ができたらいいのに。東京の本屋さんも出展してたりして会釈を交わす。きっと売上とかじゃなくて、みんなコミュニケーションを楽しみに来ている。こんな心地よい場所だから、自然と手に取る本はいつもとなんだか違う。
 
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森のなかで読む本は、小説でもエッセイでもなく 詩集 をおすすめする。
一遍読んで、本から目を離して、空とか湖とか樹とか見て、気持ちが落ち着いたら次は本に耳を傾けよう。そんなスローな読書。紙に刻まれた文字とそれを包み込む自然。まるで森の中、誰かとふたり小声で会話しているみたいだから。

サードウェーブ系男子の戯れ言

「きみってサードウェーブ系男子だよね。」

ある日、懇意にしている友人の女性からそんなことを言われた。

提示されたまとめサイトを読んでみるとそこには、
自分に当てはまる項目がこれでもかとずらり。

 

Tシャツ短パンスニーカー。
メガネにヒゲにニット帽。
トートバックには文庫本とiPad
自転車でギャラリー・ショップを巡り、
カフェや公園で一息ついて、ジムで汗を流す。
野菜や肉のバランスを考え、
アルコールはたしなむ程度。
読書と映画で夜を過ごす。

料理や園芸に興味を持ち、
デザインやアートを好む。

特定ジャンルは絞らずに、
J-POPからHIPHOP、JAZZにクラシック、民族音楽まで、
その時の気分で音楽を再生。

誰とでも別け隔てなく気さくにはなし、
時間ができたら旅に出る。Act Local Think Global.

普段は倹約。
ここぞと散財。

 

他人に流されず、自分のライフスタイルをおくっていると思っていた。
流行に惑わされず、自分がいいと思ったものを選んでいると思っていた。
そんな自分を形容する「サードウェーブ系男子」なるものがあるなんて。

最初はとても恥ずかしかった。
何にも囚われていないと思っていたのに。
でも、確かに薄々気がついていた。
街中に自分と同じような雰囲気の人たちがいくらかいることに。

もはやどうやっても否定できない。
自分がサードウェーブ系男子であることを。
ならばそれを受け入れて、肯定して生きていくしかない。

ということで、このブログを立ち上げました。
ひとりのサードウェーブ系男子の戯れ言です。